9月30日にAMDが最新Ryzen 7000シリーズを市場に投入し、新しくPCを自作したり、購入したりする人も増えることだろう。9月に行われた東京ゲームショウ2022では、新たなPC対応ゲームも発表され、今後はますますeスポーツも活性化すると予想されている。そんななか、やはり高性能なPCと一緒に用意しておきたいのが、高解像度&高リフレッシュレートのディスプレーだ。そのため、今回は競技性の高い対戦ゲームに必要なディスプレー選びとオススメのディスプレーを紹介したい。
競技性の高いゲームをプレイするなら
120Hz以上に対応したディスプレーを選ぼう
ディスプレー選びで最初に注目するポイントといえば、画面のサイズや解像度、インターフェースといった大きな部分だ。しかし、これだけで製品を選べるかといえば、まだまだ情報が足りない。これらのポイントで大まかに絞り込んだ後、HDR対応、輝度、リフレッシュレート、パネルの種類など細かい部分をチェックし、欲しい1台を探していくことになる。
中でも、ゲームファンにとって最重要といっても過言ではない要素が、リフレッシュレート。リフレッシュレートは画面を書き換える頻度となるもので、一般的には60Hz……つまり、1秒間に60回の書き換えとなる。
通常のソフト利用や動画視聴といった用途であれば、60Hzで問題ない。しかし、FPSなどの対戦ゲームでは、一瞬の差が勝敗に大きく影響する。つまり、高リフレッシュレートで表示できれば、それだけ早く相手に気づけるようになり、有利になるのだ。
いくら高速なビデオカードを搭載していても、最終的にディスプレーで表示できなければ意味がない。それだけに、本気でゲームを楽しもうと考えているなら、120Hz以上の高リフレッシュレート表示が可能なゲーミングディスプレーが必須となる。
以前は、120Hzを超える表示ができるのはフルHD(1920×1080ドット)までという製品が多かったが、現在は、WQHD(2560×1440ドット)が主流。少々高価になるが、4K(3840×2160ドット)でも高リフレッシュレート表示に対応する製品が増えてきている。
PlayStation 5(PS5)やXbox Series Xといったゲーム専用機も4Kでの高リフレッシュレート表示(HDMI 2.1、120Hz)に対応しているので、PC以外で4Kでゲームを楽しみたいと考えている人も、ゲーミングディスプレーの購入を検討する価値があるだろう。