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『FORSPOKEN』などの新作ゲームに備えたいHDMI 2.1&AMD FreeSync テクノロジー対応オススメディスプレー(4/5)

宮里圭介 編集●AMD HEROES編集部

HDRでの表示の美しさは3機種中トップクラス!

LGエレクトロニクス「UltraGear 32GQ950-B」

「UltraGear 32GQ950-B」の主なスペック
パネル 32型Nano IPS(ノングレア)
解像度
(アスペクト比)
3840×2160ドット(16:9)
同期技術 AMD FreeSync Premium Pro、NVIDIA G-SYNC Compatible
HDR DisplayHDR 1000
広色域対応 DCI-P3カバー率 98%
表示色 約10.7億色
輝度 450cd/㎡
コントラスト比 1000:1
視野角 178度(水平)/178度(垂直)
リフレッシュレート 最大144Hz
応答速度 1ms(GTG)
インターフェース HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4、USB 3.0×2、ヘッドホン出力
スピーカー
チルト +15~-5度
高さ調節 上下110mm
スイーベル
ピボット 右回り90度
サイズ(スタンドを含む)/重量 719(W)×278(D)×601(H)mm/約11.6kg
実売価格 13万2000円前後

HDMI×2と、DisplayPortを装備。コネクターが下向きではなく背面向きとなっているため、ケーブル接続がしやすい

31.5型という4Kにちょうどいいサイズ、そしてDisplayHDR 1000対応の高輝度HDR表示が可能というのが魅力。AMDのFreeSync Premium Pro、NVIDIAのG-SYNC Compatibleの両方に対応し、ティアリングが抑えられている。

映像入力は、HDMI 2.1が2つとDisplayPortが1つの合計3つ。USB3.0対応のハブ機能を内蔵しているため、ゲームパッドやヘッドセットなどを手元で着脱できるのがうれしい。なお、コネクターは下向きではなく背面向きとなっているので、ケーブルの着脱がしやすいのもうれしいポイントだ。

ディスプレーのメニュー操作は、本体中央下部にあるスティックで行う。押し込みや倒す方向で直感的に操作できるので、操作に迷うことがない。

もちろんディスプレーの設定は、Windows上から変更可能な「OnScreen Control」に対応。スティックによるメニュー操作が苦手というのであれば、こちらのアプリを活用しよう。

メニューの操作は中央下部にあるスティック。画面を見ながら操作しやすいつくりとなっている

Windowsから設定を変更できる「OnScreen Control」。ゲーミングデバイスらしいUIが選べる

HDRはDisplayHDR 1000に対応。最大輝度 1000cd/m2というのは伊達ではなく、暗い部分から明るい部分までしっかりと描画。いかにもHDRっぽい妙な強調感がなく、今回試した3機種のなかでは、最も自然に表示できているよう感じた。

HDRでありがちなわざとらしさがなく、自然な雰囲気で明暗部問わずしっかり描画されていた

大画面でゲームを楽しめる!大迫力の43型

GIGABYTE「AORUS FV43U」

「AORUS FV43U」の主なスペック
パネル 43型VA(ノングレア)
解像度
(アスペクト比)
3840×2160ドット(16:9)
同期技術 Adaptive-Sync
HDR DisplayHDR 1000
広色域対応 DCI-P3カバー率 97%
表示色 約10億7300万色
輝度 750cd/㎡
コントラスト比 4000:1
視野角 178度(水平)/178度(垂直)
リフレッシュレート 最大144Hz
応答速度 1ms(MPRT)
インターフェース HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4、USB 3.0×2、USB 3.0 Type-C入力、3.5mmミニジャック
スピーカー 12W×2
チルト
高さ調節
スイーベル
ピボット
サイズ(スタンドを含む)/重量 967.2(W)×251.31(D)×967.2(H)mm/約10kg
実売価格 17万8000円前後

HDMIやDisplayPortだけでなく、USB Type-Cまで装備。ノートPCなどとの接続が簡単に行える

4Kの高画質を、43型の大画面で表示できるのが最大の魅力。パネルがVAとなるものの視野角は広めで、IPSと比べても極端に見劣りすることはない。Adaptive-SyncはVESAが策定した業界規格であり、FreeSyncに対応したRadeonやG-Syncに対応したGeForce、Adaptive-Sync対応のインテル製内蔵GPUで利用できる。

映像入力は2つのHDMI 2.1とDisplayPortに加え、USB Type-Cも装備。PCがUSB Type-Cでの映像出力に対応していれば、別途変換アダプターを使わず接続できるというのが便利だ。

最近のノートPCはHDMIを備えないモデルもあるだけに、こういったPCを接続したいと考えているなら、要チェックだ。

ディスプレーの設定は、本体のスティック型コントロールボタンで操作できるが、付属のリモコンを使う方が簡単。リモコンには入力切替ボタンも装備されているため、手早く複数の機器を扱えるという点でも優秀だ。

Windowsから各種設定を変更可能なアプリ「OSD Sidekick」も用意されているが、他の2機種と違い、USB接続が必須となっている点には注意が必要だ。

本体下部のスティックで操作できるほか、リモコンも付属。画面が大きいだけに、離れた位置から操作できるリモコンは非常に便利だ

Windows上から設定を変更できる「OSD Sidekick」。USB接続が必須となるが、こちらでの操作もやりやすい

ディスプレーの最大輝度が高く、DisplayHDR 1000に対応。HDRオフではコントラストが高く暗い部分の潰れが少々気になり、画質調整が必要と感じたが、HDRオンでは細部までしっかり階調が表現されていた。多少色味は調整した方がいいが、画質面では満足いくものだ。

HDRオフではとくに影が濃く、見づらい部分も多かった。HDRオンでは黒潰れが少なく、より自然な印象だ

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