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Ryzen 9 7950Xは空冷で大丈夫?空冷最強のAK620で試してみた(4/5)

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

 CPUがフルロードされるCINEBENCH R23のスコアが並ぶなら、ほかのシーンではかなり期待が持てるというもの。そこで今度はAdobe Premiere Proで編集した8K動画を、4K、H.264 2パスで書き出した際の処理に要した時間と、処理後半10分間のCPU温度や、動作クロックをまとめた。

Adobe Media Encoderの書き出し時間


Adobe Media Encoder実行中の温度


Adobe Media Encoder実行中のクロック推移


Adobe Media Encoder実行中のCPU Package Power推移


Adobe Media Encoder実行中の最高と平均値

 Adobe Media Encoderでの書き出し時間は、体感できるほどではないが、AK620 ZDが7秒ほど処理に時間がかかっている。ただ、動作クロックの推移に大きな差は見られず、AK620 ZDのほうが平均値は上回っていることからも、誤差と判断して良いだろう。

 CPU温度は処理にGPU(GeForce RTX 3080 Ti)も利用されるので、CPUの使用率は80%台になるため、AK620 ZDでも最高92.5度で、テスト後半10分間の平均値は89.14度と90度を下回っていた。

 と言っても、Liquid Freezer II – 360環境はさすが水冷といった感じの温度推移になっている。CPU受熱ベースからの高速な熱移動と、高い放熱効果でAK620 ZDとは最高で8.5度も温度差があった。

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