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RTX 4080よりも高解像度で、高いリフレッシュレートが出力可能!

AMD Radeon RX 7900 XTX/XTがRTX 4080を上回れるのか?【前編】(1/6)

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

 2022年12月13日、AMDはRDNA 3アーキテクチャーを採用した新フラッグシップGPU「Radeon RX 7900 XTX」(RX 7900 XTX)および「Radeon RX 7900 XT」(RX 7900 XT)の販売を解禁する。

 ただし本邦ではセールスの都合上販売開始は16日19時以降となった。既にASRockが独自モデルを発表済みだが、16日解禁の初期入荷分は全てリファレンスデザインのみ、その後(年末~年始以降)独自モデルが順次投入される見込みだ。

 気になる国内販売価格は、RX 7900 XTXが17万9800円、RX 7900 XTが15万9800円(いずれも税込価格)とアナウンスされている。円ドル換算すると溜息の出る設定だが(これはAMDに限った話ではない)為替レートが激しく動く中の発売だけに、致し方ない部分もある。ただリファレンスデザインのカードが手に入るチャンスは発売直後だけと思われるので、欲しい人は頑張って入手して頂きたい。

Radeon RX 7900 XTX:リファレンスカードは黒ベースで渋いデザインだ


Radeon RX 7900 XT:リファレンスカードが流通するのは各社から独自モデルが登場するまでの短期間であると予想している。欲しいなら発売直後に確保したい


RX 7900 XTXリファレンスカードの基板:AMDの資料より抜粋。14レイヤー&2オンス銅レイヤーを使用したPCB、20フェーズの電源回路などを備える。PCI Express x16スロットから電力を極力使わないというのも設計上のポイントになるらしい


RX 7900 XTXリファレンスカードの構造:GPUに塗布するグリスも高性能かつ長寿命のものに、MOSFETのサーマルパッドは特に柔らかいものを選定。さらにベイパーチャンバーもRX 6000シリーズのリファレンスカードより10%大きくするなど、冷却性能の向上にかなり力を入れている


RX 7900 XTXリファレンスカードのクーラー:ブレードの先端がつながり筒状になっているカスタムファンを採用しているほか、RX 7900 XTXのリファレンスカードには業界初のファンを通過した直後の空気の温度を計測する温度センサーも搭載されている


これがそのセンサー。AICパートナーによるカードには搭載されるかは不明(恐らくされないだろう……)

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