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強みはVRAM量とDisplayPort 2.1対応
AMDはRX 7900 XTX/RX 7900 XTを4K/8K解像度と高フレームレートを両立するゲーミング、さらにはクリエイター向けのGPUと位置付けている。ライバルはNVIDIAの「GeForce RTX 4080」(RTX 4080)であるが、RX 7900 XTX/ RX 7900 XTの方がより安く(RTX 4080は実売21万円~)、かつ搭載VRAM量も多い(24GB/20GB vs 16GB)ことが強みとなる。
さらにディスプレー出力にDisplayPort 2.1(USB Type-C出力も含む)をいち早く採用することで、今後登場するであろう超高リフレッシュレートのディスプレーにも対応できる(DisplayPort 1.4止まりのRTX 4080よりも、より長く使える)など、将来の投資的な要素も意欲的に採り入れている。
今回筆者は幸運にもRX 7900 XTX/ RX 7900 XTのリファレンスカードを試用する機会に恵まれた(開封記事はこちら:https://ascii.jp/elem/000/004/116/4116653/)。今回もギリギリの進行であったため、筆者と編集側の負担を考慮して前後編でお届けする。本稿では基本的なベンチマークと、実ゲームでの検証結果(一部)をお届けしたい。