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「Ryzen 9 3950X」にベストなCPUクーラーはどれ!? 売れ筋簡易水冷クーラー4選を検証(2/6)

文●藤田 忠  編集●AMD HEROES編集部

鉄板簡易水冷メーカー”CORSAIR”

簡易水冷クーラーと言われて、まず頭に浮かぶのは、古くから簡易水冷クーラーを販売しているCORSAIRだろう。PCパーツショップの簡易水冷コーナーに必ずあると言っても過言ではなく、その冷却性能と静音性は高い評価を受けている。

PCケースや電源ユニットと同じように、高い評価を得ているCORSAIRの簡易水冷クーラー。多くのPCパーツショップで扱っている鉄板品だ

今回は、ド派手に光るウォーターブロックと、RGB LEDファンを組み合わせた「H1××i RGB PLATINUM」シリーズの280mmラジエーターモデル「H115i RGB PLATINUM」と、発売から1年半近く経っているものの、ワンポイント的にウォーターブロック部にLEDイルミネーションを備え、CORSAIR製簡易水冷の代表格と言える「H1××i PRO RGB」シリーズの360mmラジエーターモデル「H150i PRO RGB」を用意した。

両モデルともに、チューブは細めかつ柔らかめで、取り回しは良好なので、コンパクトなミニタワーケースにも使いやすい。さらにチューブはメッシュカバーで覆われており、見た目もよい。

また、Socket AM4プラットフォームへの取り付けは、マザーボード標準付属のマウンター(バックプレート)をそのまま使うタイプなので、取り付けは簡単でわかりやすい。ウォーターブロック部に接続するコントロールUSBケーブルの位置がちょっと微妙ではあるが、両モデルともPCへの取り付け、取り回し面は優秀だ。

RGB LEDファンを採用する「H1××i RGB PLATINUM」の280mmラジエーターモデル「H115i RGB PLATINUM」。価格は1万9000円前後になる

PWM 140mmファンを採用。アドレッサブルRGB LEDを内蔵し、最大回転数は2000rpm、最大風量97CFM、最大ノイズ37dBA

360mmラジエーターを採用する「H150i PRO RGB」。価格は2万円前後

ファンはML SeriesのPWM 120mmで、最大回転数1600rpm、最大風量47.3CFM、最大ノイズ25dBA

ウォーターブロック部にLEDを内蔵。CPU周りを穏やかに彩る

CPUソケット周りと干渉しない小型ウォーターブロックも両シリーズの特徴だ(写真はH150i PRO RGB)。ただ、コントロールUSBケーブルの位置は微妙で、ケーブルの取り回しは考える必要がある

メッシュカバー採用のチューブ。見た目も、取り回しも良い感じだ

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