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流用できるPCパーツやCPUの取り付け方法、グリス選びまで、AM5自作を失敗しない基本をまるっと紹介!

今さら聞けないAMD最新ソケットAM5対応自作PCの組み立て方を丁寧に解説!(1/9)

藤田 忠 編集●AMD HEROES編集部

CPUの勢力図を塗り替えたAMD Ryzen 5000シリーズの登場から約2年、待望のZen 4アーキテクチャーを採用したAMD次世代CPUのRyzen 7000シリーズが投入された。

コアやスレッド数は据え置きだが、コアあたりの性能はしっかりと向上。16コアのハイパフォーマンスコアを搭載し、クリエイティブシーンに強い32スレッドCPUのRyzen 9 7950Xをはじめ、6コア/12スレッドとなるRyzen 5 7600Xまで、4SKUが店頭に並んでいる。

そんなRyzen 7000シリーズからは、CPUソケットがBGAのSocket AM5に変更されるなど、これまでとは大きく変わった点もある。そこで、今回は今さら聞けない基本中の基本から、組み立て時のポイントまでを解説したい。

すでに1度組んだが不安だ、まだ1度もAM5対応チップセットで自作をしていないという人は、ぜひ参考にしてRyzen 7000シリーズでの自作PCに挑戦して欲しい。

AMD次世代RyzenのRyzen 7000シリーズは、従来よりもちょっと独特なCPU形状になっている

Ryzen 7000シリーズは2022年12月現在4SKUが販売中。12月に入ってから大幅な値下がりが実施されていて、お買い得感が増している

チップセットは次世代のPCIe 5.0をサポート

まずはRyzen 7000シリーズで組む際の基本をおさらいしていこう。

Ryzen 7000シリーズはCPU形状をはじめ、新たなソケット規格となるSocket AM5、次世代メモリー規格のDDR5メモリーの採用と、さまざまな点が一世代前から変化している。

CPUアーキテクチャーの変更とともに、CPUソケット規格が変わるインテルと比べ、AMDはできるだけ同じプラットフォームを利用するエコモードを重視する傾向にある。しかし、今回ソケットをSocket AM5にした結果、DDR5メモリーや、PCI Express Gen5といった次世代規格を大幅に採用している。

そのため、前世代のCPUはもちろん、メモリーもDDR4メモリーが使えない。ストレージはPCIe 5.0世代の製品が未発売で、PCIe 4.0世代が現役なため影響はないが、AM4プラットフォーム+DDR4メモリーで組んでいた人は、CPUとマザーボード、メモリーの3つは、流用できない点に注意しよう。

Socket AM5はソケット側にピンがズラリと並ぶBAGになる。そのため取り付けには、ちょっと注意が必要だ

メモリーはDDR5のみ対応となった。従来のDDR4メモリーとは互換性がない

Ryzen 7000シリーズの対応チップセットは、上から「X670E」 、「X670」、「B650E」、「B650」の4種類となる。大きなチップセットの差異は、Ryzen 7000シリーズの特徴でもある、PCI Express Gen5レーン(CPU直結)だ。ビデオカード用の×16は基本最上位のX670Eのみ対応し、B650Eはマザーボードメーカー次第の対応となっている。

近々対応製品が登場するPCIe5.0×4 M.2 SSDについては、B650のみメーカー判断での対応で、X670E/X670/B650Eは、最低1基を標準で備えている。ちょっと分かりづらいが、各マザーボードメーカーはX670EとB650採用マザーボードをメインに投入しており、B650マザーボードでも、多くの製品がPCIe5.0×4 M.2に対応している。基本、マザーボードのスペックを確認して選ぶのが確実だ。

Socket AM5プラットフォーム向けチップセットのAMD 600シリーズの主な違い

ASRock「B650E Steel Legend WiFi」など、B650EチップセットでもPCIe5.0×16に対応している。コストを抑えつつ、PCIe5.0×16が使いたいなど、自分の希望に合った製品を事前に調べてから購入するとイイだろう

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