AMD HEROES

twitter
facebook
line

流用できるPCパーツやCPUの取り付け方法、グリス選びまで、AM5自作を失敗しない基本をまるっと紹介!

今さら聞けないAMD最新ソケットAM5対応自作PCの組み立て方を丁寧に解説!(2/9)

藤田 忠 編集●AMD HEROES編集部

AM5自作の”さ・し・す・せ・そ”

ここからは料理のさ(砂糖)・し(塩)・す(酢)・せ(醤油)・そ(味噌)的に、Socket AM5自作のポイントを紹介していこう。

まずはCPUの取り付けだ。組み立て工程の流れに違いはないが、CPUソケット形状が大きく変わったことで、CPU取り付け時のポイントが変化している。Socket AM5では、ソケット側にピンが密集していて、ちょっとした油断がピン曲がりを招き、動作不良、さらに物理破損で有償修理という大ダメージに繋がることもある。しっかりと工程を理解しておこう。

Ryzen 7000はピンがなくなったが、裏面には接触端子がビッシリと並んでいるので、直に触るのは厳禁だ。これまでと同じく摘まむように持つように心がけよう。静電手袋をしていれば安心ではあるが、実はSocket AM5では、つけずに作業したほうが安全なこともある。静電手袋の作り次第だが、油断すると指先の布が、ソケットピンに引っかかってしまうことがあるのだ。

Ryzen 7000シリーズの裏目には、端子がズラリと並んでいる。直接手で触るのは厳禁だ

CPUは、端子に触れないように端を摘まむように持とう

CPUソケットのピンは、先端が凸形状になっており、静電手袋に引っかかることも

布の目が粗い静電手袋や、付けて指先が余ってしまう手袋は、ピンが引っかかる可能性を高めてしまうので注意したい

アイネックスの静電防止手袋(SB-03A)など、指先に滑り止めが施されているタイプなら、ピンが引っかかる可能性がゼロになる訳ではないが若干安心だ

CPUの取り付けは、“CPUソケットカバーを固定しているレバーを外す”→“Ryzen 7000を取り付け”→“CPUソケットカバーを戻して、レバーでロックする”といった流れになっている。いくつかポイントがあるので、しっかりとマスターしておこう。

ASRock(国内正規代理店扱い品)など、購入後一定期間のみだが、ピン曲がりや破損についても無償修理してくれるメーカーもあるので店頭で確認しよう

この記事もおすすめ

PAGE TOP