DDR5 OCメモリーの性能を引き出す「AMD EXPOメモリー」
Ryzen 7000シリーズの対応メモリーは、DDR5メモリーのみとなり、定格でDDR5-5200までをサポートしている。AMDはそんなDDR5メモリーの性能を、Socket AM5プラットフォーム上で引き出すために、新たなメモリー規格の「AMD EXPO」を導入している。
インテル独自のメモリー用オーバークロック規格のXMP(Extreme Memory Profile)と同様に、BIOS上でプロファイルを選択することで、Ryzen 7000シリーズに最適なメモリータイミングを呼び出すことができる。
マザーボードはAMD EXPOとXMPの両方に対応している製品が多いので、すでに所有しているXMP対応DDR5メモリーを問題なく使用できるが、これから購入するならRyzenのパフォーマンスを最大限活かせるAMD EXPO対応メモリーがおすすめだ。
取り付け方は、DDR5メモリーでも同じだ。メモリーとメモリースロットの切り欠き位置を合わせて、メモリー上部の両端を親指で押せば、スロットにカチッと挿し込まれる。